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    指導者育成談義 3時間目 コーチとは(その2)
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      どうも,毛です.


      今回は前回に引き続き,コーチとは何ぞや,という話の.

      コーチの役割についての大まかな概要をお話しようと思います.


      さて前回,コーチの仕事には「訓練」「采配」「運営」があるという内容を書きました.

      「訓練」はいうまでもなく練習そのものであり.

      選手を訓練に巻き込む,向上心を持たせるという意味合いもあります.

      「采配」はゲーム・練習における関与の仕方になります.

      「運営」はメインの役割ではありませんが.

      特にラクロスにおいては学生メインということもあり,運営側の組織が.

      しっかりしていない場合があるので,その一助となり.

      アドバイスを与える大人としての役割があってもよいのではないかと思います.


      まぁもちろん,コーチがチームからどこまで権限を移譲されているのかにも拠ると思います.

      運営から方針まで完全に掌握しているのか.

      試合に出る選手まで決定することができるのか.

      方向性の提示や,ブレの修正を行うだけなのか.

      ただのアドバイザーなのか.


      コーチを引き受ける際にはこの辺の線引きをはっきりさせたほうが.

      あとあとややこしいことにならずに,いいかとおもいます.



      さて,まずは「訓練」についてです.

      ある程度持論を含みますが.

      「訓練」を構成する要素は次の3つに集約されるかと思います.

      「フィジカル(身体能力)」「スキル(技術)」「タクティクス(戦術)」.

      基本的には「訓練」ってのは上記の3つを向上させるために行います.

      で,よくあるのが,冬にフィジカル練,春から基礎技術,リーグ前になって戦術練って流れ.

      ただ実際のところ,選ぶ戦い方によって,要求されるスキルは異なるはず.


      だから基本的にはある時点でのチームの戦力等を鑑みて.

      全体の戦略・スケジュールを決め,チームとしての戦い方(点の取り方・守り方:戦術)をはっきりさせないと.

      いつまでになにができるようになっている必要があるのか.

      どんな練習をしていいのか明確にならないと思います.


      例えば.

      今年のゴーリーはセーブ能力が高いから.

      ゴーリーセーブからのブレイク(速攻)を中心に点を取ることを主眼におくとすると.

      ある時点での,練習・練習試合でターンオーバー回数のうち,ゴーリーセーブが何回なのか.

      ゴーリーのセーブ率は?.

      TOからのOFの成功率は?.

      その原因は?.

      etcetc...


      と考えたときに.

      目標とする試合には何%成功してほしいのか.

      そのためにはどんな練習が必要なのか.

      それともこのままいけば達成できるのか.

      このままでは達成できそうではないから,その年の戦術を変更するのか.

      とロジカルに柔軟に考えていく.


      もちろん,基礎技術としてのパスキャッチとかシュートとか.

      大事だからまずやるべきなんじゃないか?.

      という反論もあるかもしれませんが.


      同じ基礎練をするにしても,目標がわかっている場合と.

      ただパスキャッチ練のために練習するのとでは.

      効果は違ってくると思います.


      ただラインドリルをやってショルダーキャッチをするよりも.

      ブレイクを成功させるために,DFから開始し.

      セーブからの切り替えに加えて,ゴーリーからパスを投げ.

      全力疾走しながらキャッチしたほうがより実践に即したスキルが習得できるはず.


      だから戦術の選択から必要なスキルを特定し.

      それに見合う練習メニューを考える.

      という順番がいいのかな,と思います.


      そしてそれが成功した場合を選手にイメージさせて.

      練習にのめりこませる.


      中期的・長期的に戦術を完成させるために.

      期間ごとに目標を区切り,問題があれば修正していく.


      最近よく聞く,【戦術的ピリオダイゼーション】というやつに近いのかな.

      これを繰り返していくのが「訓練」ということになります.


      と,今回は「訓練」についてお話しました.

      続きはまた次回.

      ではでは今日はこの辺で.

      せばな.

      | 指導者育成談義 | 23:24 | comments(0) | - | pookmark |
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